2015.12.29更新

皆さんは、8020運動と言うものをご存知でしょうか?
これは、「80歳まで歯を20本残し、自分の歯で豊かなシニアライフを送りましょう」というスローガンです。
1989年から、厚生労働省と日本歯科医師会が推進しているものです。

高齢になっても自分の歯が多く残っていて、食事もおしゃべりも問題なくできるというのは、しっかり口を動かし、しっかり噛むことができているという事に繋がっています。
自然歯がなくなってしまうと、歯を支えていた骨がやせ細っていき、アゴの形も変わってきます。
口腔機能は、脳の活性化に重要な関わりを持っています。
つまり、認知症患者が増加してくる80歳までに、多くの歯を失ってしまっている人と、自分の歯が多く残っている人とでは、そこまでの人生においても、それからの人生においても脳の活性度に差が出てくるという話になります。
失ってしまった歯は、二度と生えてきません。
認知症予防を考える上で、若い頃からのデンタルケアが重要になってくるという事ですね。

また動脈硬化は、脳血管性認知症を引き起こす原因とされています。
この動脈硬化と歯周病には、関係性が有る可能性が高いという研究結果を岡山大学が発表しています。
歯周病は、悪化すると歯を失う大きな原因にもなります。
つまり歯周病予防=認知症予防といっても過言ではありません。

2015.12.22更新

先日のブログに引き続き、認知症予防を考える上での「人との関わり」についてお話していきます。

私は昔、ある友人から「新しい彼氏とお付き合いを始めるのは、面倒である。また自分の事を、一から知ってもらわなければならないから」という話を聞きました。
この友人は「面倒」と表現していましたが、自分の事を知らない人と関わるには、それなりのエネルギーが必要という話です。
家族、仕事、趣味、血液型、足のサイズ、嫌いな食べ物・・・・知ってもらうために説明しなければならない事が、山のようにあります。
このようなエネルギー溢れる関わりは、既に親しき仲では必要ないので期待できません。

つまり、家族や既に親しい人とばかりの関わりだけでは、認知症予防を考える上では不足であると言えます。
現役時代は、嫌でも色々な新しい方との関わりが生まれます。
ですので、別段意識をしなくても、エネルギー溢れる人とのコミュニケーションは日常的にできているものです。
しかしリタイヤ後の生活においては、自らどんどん外へ出て、機会を作らなければ、新しい方と出会う事もないので、エネルギー溢れる人との関わりは極端に減ってしまいます。
つまり、認知症を予防するためには、リタイヤ後の日々の過ごし方がポイントになってきます。
新しい環境に自主的に身を置くようにし、積極的に家の外へ出かける意識が重要になってくるのです。

2015.12.15更新

本日も認知症予防についてお話させていただこうと思います。
今回は、「人との関わり」です。
認知症、特にアルツハイマー型認知症を予防する為に重要なのが、人との関わりです。
毎日、人と接し関わり話す。
これはとても重要な事です。

と、このようにお話しすると、「じゃあ、うちは家族が一緒に住んでいるから大丈夫だね」と解釈される方がいます。
家族がいれば、嫌でも毎日、人との関わりが生まれるからというものです。
もちろん、一人暮らしの方よりは家族がいて、毎日家族間の関わりが生まれるほうが認知症リスクは低くなるでしょう。
しかし、家族との関わりがあるから大丈夫というものでもないのです。

仕事で、初対面の方と関わる時、ピリッとした緊張を覚える事はありませんか?
それが、同じ会社の人でない場合、その緊張感は更に高まりませんか?
実はこのような、少々緊張感があるぐらいの人との関わりの方が、脳も活発に動いている状況なのです。
残念ですが家族間の関わりには、このような緊張感ある関わりは期待できません。

緊張感ある人とのコミュニケーションを、認知症予防を考える上では、積極的に行っていく必要があります。
そのためには、新しい出会いの場が期待できるような環境に、自ら積極的に出向いていく行為が重要になってきます。

2015.12.08更新

せいかクリニックの院長、中村聖香です。
先日のブログで、介護の問題と認知症の関連性について、触れさせていただきました。
認知症は、せいかクリニックへ通院し治療を受けたり、リハビリを行ったりする事で、進行を緩やかにする事は可能ですが、残念ながら現代の医学では完治は不可能です。
つまり、最初に行うべき事は、認知症にならないようにする事です。
そこで今回から数回のブログに分けて、認知症予防についてお話させていただこうと思います。
初回は、「禁煙」です。

タバコは認知症に限らず、身体に良いものではありません。
それは皆様、ご存知の事と思います。
喫煙は、血管を細くしてしまいます。
脳の血管も細くなり、脳神経細胞に悪影響を及ぼすのです。
つまり喫煙が、認知症を発症したり、認知症の進行を早めてしまう事は、容易に想像できると思います。
昨年、九州大学の研究チームが発表した、15年間の追跡調査結果によると、喫煙者の認知症リスクはタバコを吸わない人と比較すると2倍であるといいます。
認知症にならずに、幸せな老後を過ごすためには、今から禁煙ですね!

2015.12.01更新

せいかクリニックの院長、中村聖香です。
私がお話しするまでもなく、皆様ご存知の事だと思いますが、日本は超高齢化社会であり、介護をする人、介護のために必要な予算が不足しており、介護問題は今、大変重要な課題となっています。
特に、第一次ベビーブーム世代の約800万人が高齢者となった昨今、近い将来、このままの状態では介護問題は更なる深刻化を見せるでしょう。

介護をする人を確保する、介護にかかる予算を工面する事も大切ですが、それと並行して行っていかなければならない事が、要介護状態になる高齢者を少しでも減らしていくという考え方です。
最終的には介護が必要になるかもしれませんが、高齢者の方々が、少しでも自分自身で生活ができる期間を長くキープできる事。
これが重要であると、私は思います。
そしてそのために大切な事が、認知症にならない、もし認知症になってしまったとしても、その進行を遅らせる事であると思います。
他の身体的部分が健康であっても、認知症が重くなってしまうと、自活は不可能だからです。

せいかクリニックでは、認知症の診察、治療を行っています。
認知症は早期発見、早期治療が重要です。
「あれっ?」と思ったらすぐに、ご相談ください。

せいかクリニック 内科・神経内科 0742-46-8666
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