2015.12.15更新

本日も認知症予防についてお話させていただこうと思います。
今回は、「人との関わり」です。
認知症、特にアルツハイマー型認知症を予防する為に重要なのが、人との関わりです。
毎日、人と接し関わり話す。
これはとても重要な事です。

と、このようにお話しすると、「じゃあ、うちは家族が一緒に住んでいるから大丈夫だね」と解釈される方がいます。
家族がいれば、嫌でも毎日、人との関わりが生まれるからというものです。
もちろん、一人暮らしの方よりは家族がいて、毎日家族間の関わりが生まれるほうが認知症リスクは低くなるでしょう。
しかし、家族との関わりがあるから大丈夫というものでもないのです。

仕事で、初対面の方と関わる時、ピリッとした緊張を覚える事はありませんか?
それが、同じ会社の人でない場合、その緊張感は更に高まりませんか?
実はこのような、少々緊張感があるぐらいの人との関わりの方が、脳も活発に動いている状況なのです。
残念ですが家族間の関わりには、このような緊張感ある関わりは期待できません。

緊張感ある人とのコミュニケーションを、認知症予防を考える上では、積極的に行っていく必要があります。
そのためには、新しい出会いの場が期待できるような環境に、自ら積極的に出向いていく行為が重要になってきます。

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